吸い付きナマズ『プレコ』について
プレコとは、南アメリカのアマゾン河とその周辺の河川に生息するナマズの一種であり、
吸盤のような口で流木や石に吸い付くことからサッカー・キャット・フィッシュ
(吸い付きナマズ)という名称で呼ばれている熱帯魚です。
その特徴的な口で、水槽のガラス面に生える藻類を削り取って食べることや、
底砂の上に落ちた他の魚の食べ残しの餌を探して食べる、等の特徴から、
以前は水槽の苔取り用掃除屋と考えられていました。
その為、プレコは熱帯魚飼育の長い歴史に於いても、
ロイヤルプレコや一部のタイガープレコ等を除き、
ほとんど注目されることはありませんでした。
そんなプレコを取り巻く環境に変化が現れたのは、今から10年ほど前のことです。
南米でもジャングルの開発が進み、それまで人が入ったり、
また魚が住んでいるとは思われていなかった川で数種類の新種のプレコが発見されました。
そしてついに、1988年に日本人のナマズ研究家、
松坂實氏らによってインペリアル・ゼブラ・プレコが発見され、
雑誌で衝撃的なデビューを飾りました。
さらに、それに呼応するがごとく、数多くの美しいプレコ達が続々と発見され、
それまでの存在を完全に否定するかのように、
一気にスターフィッシュの地位を確立してしまいました。
新種ラッシュは現在も続いており、毎年6月頃のプレコシーズンの開幕と同時に、
その年にはどの様なプレコが発見されるかという事が、多くのプレコファンによって議論され、
熱帯魚を飼育している人の間では、見逃せないものになっています。
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